[Suzu] レポ：日経WOMAN EXPO 2014

みなさんこんばんは。夏休みは夏休みらしく自分の興味ある事に首を突っ込んでいます、Suzuです。

さて今日は５月２４日・２５日と東京ミッドタウンで開催されていた日経WOMAN EXPOに行って参りました！まあせっかくスミス大学に行っていて将来は女性リーダーを目指しているわけですから、日本の働く女性はどのようなものか、と視察に行ってきたわけです。（母もなぜか参加笑）


まずレポに入る前に、ちょっと日本の働く女性事情を紹介。

今日本では留学生を増やそうという活動とならびに、安倍首相はアベノミクスの一環として女性の社会進出を図り、２０２０年までには留学生倍増とともに指導的地位に占める女性の割合を最低限３０％にする事を目標としています。（詳しくはこちら）
高齢化、不景気、女性の減少、などなど様々な問題を解決するための安倍さんの日本成長戦略の一つなわけですが、最近ニュースを見ていて感じるのは「女性の応援」が一種の流行となっている事。その流れで今回の日経主催、WOMAN EXPOが企画・開催されたのではないかと思います。


ではレポに進みましょう：

日経が主催しているのでどういったEXPOなのか興味がありました。

 まずはようこそWOMAN EXPOへ

キレイも！キャリアも！ハッピーも！

すべての輝く女性のための総合イベント

・・・がキャッチフレーズらしいです。この時点でもうなんとな〜く雰囲気が掴めてきました。しかし「ほしいものが見つかる！手に入る！変われる！充実の２日間」とは惹かれますねぇ〜　私も変われるかしら、ほしいものが手に入るかしら、と多くの女性が集まるのではないでしょうか。

入場無料と書いてありますが、どうやら有料コーナー（主にパネルやネットワーキングセッションなど）もあるようです。５千円のセミナーや、ネットワーキングフォーラムはなんと１万８千円もしたので行きませんでした。貯金も少ない大学生なのでね。

このEXPOはミッドタウンの地下一階、ホールAとBにて。ホールAはブースがたくさん、ホールBはパネルや講演（有料・無料）を行っていました。

さっそく会場内へ→

ホールAではなんだかブースがたくさん並んでいる様子

まず思ったのが、女性だらけ！（まあそれが当たり前なんですが笑）

また、人が多い！（どうやら関係者から聞いたところ、２４日はさらに混んでいて歩くのも難しかったとのこと）

なんだかBoston Career Forumと似てますね・・・

ブースの人たちは女性（客）を引きつけようと必死にパンフレットや抽選が当たる（かもしれない）アンケートを配っていました。

今回ブースの他に色々な講演をやっていたので一つ、参加してみました。参加したのはこの講演：

JALで活躍する女性リーダーの中野星子さんです

中野さんの男性の園（JAL営業部など）での経験とキャリアについてのお話で、会場にいた女性達に「自分の仕事に真剣に取り組む」よう伝えていました。初女性部長としての困難や上司としての責任感についても語られました。

正直スミス大学でこのような人は常に講演やプレゼンをしに来ているので私にとって新しい事ではありませんでしたが、日本の有名会社で女性リーダーがどのような経験をしてきたのか、という経験談を聞けて面白かったです。

他の（無料の）講演は：

• 美腸やせレッスン
• 「日経ウーマノミクス・プロジェクト」×「Marisol」ファッション・トークショー 「真夏の通勤服、お悩み解決！」
• FP深田晶恵さんの『知ってトクするお金の話』
• 家事を楽しく♪笑顔で過ごせる住まい『トモイエの法則』

などありました。（詳細はwebで）

ん？？占いコーナー？働く女性に占いは必要なのでしょうか・・・

（占い師に結婚の悩みを打ち明けていた女性もいました）

またこのようなブース意外にも無料フォトコーナーがあり写真を撮っていただいていた方や、美容・食・育児についての本を売っていたブースもありました。

正直なところ、「こんな程度か・・・」と思ってしまったところもあります。私は働く女性のためのWOMAN EXPOと聞いた時に、もっと仕事に役立つ話、職場での話、などを想像していました。無料だから？とも思いましたが、そのような話は少なく、どちらかというと美容の話や「外見をキレイに」という感じのものばかりでした。まあブースは広告で、どちらかというと客を引きつけることが仕事なわけですが、それが働く女性のためになるものかと聞かれると悩みどころです。コラーゲンのサンプル目当ての人、絶対いた！

やっぱりまだ日本の女性は「美しく、キレイに、可愛く」ないと仕事場ではやっていけないのでしょうか？

私はこのEXPOがそのような事を言っている印象を受けました。

キレイで損はないですけどね。

でも私が働いている女性だったら女性としてどう男性が過半数の仕事場で成功する事ができるのか、もっと真剣に聞いてもらうためのプレゼンのコツ、取引先に女性だからといってなめられない交渉の仕方、など知りたい気がします・・・

有料コーナーはもっとそのような感じだったのかな・・・値段が高くて残念。

まあでもだんだんと働く女性の応援に注目が集まるのは良い事ですね。これが来年はさらに進歩する事を願います。あと学生向けに次世代女性リーダーのEXPOとかやってほしいなぁー

今回このEXPOを主催された日経BPの方に色々と聞いてみました。

このEXPOの目的は主に「日経ウーマン」の広告。これは目標を達成できていたと思いますね。たくさんの方が来場していたし、ブースもにぎわっていました。また「日経ウーマン」を読む方は決して富裕層ではない、まじめな方が多いらしいです。なのでそのような女性に合ったEXPOとして企画されたのではないでしょうか。

レポ終了！

♥Suzu

最後に

こんなに色々ともらってきてしまい・・・どうしよう