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[Nanami] ベトナムへ留学します!

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(1ヶ月前まではこんなに奇麗だったパラダイス•ポンド@スミス) 皆さん、こんにちは!Nanamiです。Facebookの方ではちょこちょこ顔出してますが、真面目にブログ記事を書くのは久しぶりですね。(何と!8ヶ月ぶり!)これだけ時間が経てば報告する事がありすぎて、何処から始めれば良いのか迷います。。。 とりあえずブログの題名の通り、2016年2月からベトナムのホーチミンで1学期間留学することが決まりました!私が参加するプログラムはCET Academic Programsの Public Health and Service Learning と言いまして、ベトナムの文化と言語を学びながら公衆衛生に関わる現地のNGOでインターンシップが出来るプログラムです。大学2年の頃から公衆衛生に興味があって、将来は公衆衛生に関わる仕事をしたいと思っていたので、4ヶ月間ベトナムで公衆衛生に集中できる機会が頂けて本当に嬉しいです。 なぜ公衆衛生に興味があるのか? 私が生物学の専攻で勉強している事は一般の人々の生活から遠くかけ離れていると感じて、将来私が学んでいる事がどうやって人の役に立つのかと想像していたら、公衆衛生にたどり着きました。元は、生物学の先生を目指していたのも、健康教育や思春期教育もいいかな、と思うようになりました。何れにしても、生物学の専攻と教育学の副専攻が両方活かせる分野なので面白いと思いました。 公衆衛生とはどのような仕事をするのか最初は分からなかったので、今年の夏休み聖路加国際大学で助産のインターンシップをしていました。何だか遠い昔のように感じます。聖路加で助産を教えている助産師、新福洋子先生からインターンとして受け入れてもらい、新福先生のリサーチや授業のアシスタントをさせてもらいました。聖路加の国際部からもお仕事をたくさん頂いて、聖路加の看護学生や海外からの交換留学生、英語の先生とも繋がりが出来て、来年の1月には再びお手伝いをしに行く予定です。 (聖路加国際大学でお世話になった飯田先生と新福先生) なぜ留学する事にしたのか? 日本国籍の私は大学側からすでに留学生として扱われているのに、さらに留学出来る?もちろん、スミスでは国籍関係なく大学を通して留学すること可能です。最初は留学の事考えていませんでしたが、一生に一度の

[Momoha]日本人がアメリカの大学で日本現代文を学んだ結果

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ご無沙汰しております。 ノースハンプトンもクリスマスの雰囲気に包まれ、今学期のスミス大学での授業も残すところあと一週間になりました。 一つ前のセメスターまで、理系ゴリゴリの授業ばかり受けていたのを、今学期は(せっかくリベラルアーツの大学に通ってるんですし)少し思考を変えてエンジニアリング以外の学部の授業も受けていました。その一つがModern Japanese Literatureのクラスです。日本でいう現代文ですね。 長らくアメリカの学校に通っていたせいで日本の文学を学んだ経験がなかったので、現代文の知識を補いたかったという目的で受けたのもありますが、一番の理由は、アメリカ人に混じって日本のことを学ぶという環境に興味があったからでした。アメリカの大学で日本の文学はどうやって教えられていて、アメリカの学生はそれをどう受け取るのか。それを自分の目で確かめてみようと思いました。 授業は基本的に、宿題として出された読み物について授業でディスカッションするという構成でした。毎回、教授から歴史的背景や作者についての説明がありましたし、ディスカッションも教授が指揮をとって下さるので、内容は分かりやすかったですし、話し合いがグダグダになる心配もありませんでした。ただ教授が話すことを聞くだけでなく、他の学生がどう感じたかを直に聞くことができたのは貴重でした。 基本的に本を読むのは昔から好きだったので、この授業はとても面白かったです。例えば、夏目漱石の「こころ」は今まで読んだことがなかったのですが、先生とKの関係がこじれていく様や進むべき道を踏み外してしまったKの心痛が痛いほど伝わってきて、すごく読み応えがありました。 でも、同時にショックだったのは、この「こころ」が日本人なら誰しも読んだことがある本だということさえも自分が知らなかったことでした。日本の小学校に通っていた時は本をよく読んでいましたし、日本に帰るたびに新しい本を買い足している自分なら、となんでも知った気でいたのかもしれません。戦後の小説にしたって、小さい頃から原爆についてのお話を読む機会はアメリカ人に比べて多かったはずなのに、新しく読んだり学んだりしたことがいくつもありました。 初めは「アメリカ人に混じって日本のことを学んでみよう」なんて言っていた私ですが、このセメスターを通してわかったこと

[Amber & Ayumi M] 初めまして!

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初めまして! スミス大学一年生のアンバー(小蝶)と水野あゆ実です。 あゆ実: 日本生まれで、父の仕事の関係で四歳の時からアメリカにいます。オレゴン州ポート ランド出身です。 専攻はまだ決めていませんが、STEM(Science Technology & Math) の分野に進みたいと思います。日本語はあまり 上手くないのですが,よろしくお願いします。 アンバー: 初めまして、アメリカ人のハーフのアンバーです!シカゴ出身です。母の家族は三重県出身です。シカゴ双葉補習校に行きました。専攻は生物学です。スミスミでは日本人のハーフの経験や自分の経験、Smith について書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。 今、Smithは秋休みです。私たちは東海岸に家族がいないので秋休みはキャンパスで過ごしますのですが、宿題のほか、ホリ オークモール(Holyoke Mall というショッピングモール) に行ったり、ノースハンプトンでレストランに行ったり、友達とリラックスしたいと思います。 スミスでの時間はまだ短いのですが,楽しんでいます。クラスは難しいですが充実しています。 アンバーは今学期 women and genderのコースを二つと、サイエンスのコースを二つとっていて、あゆ実は STEMのコースを三つと英語のコースを一つとっています。  ニューイングランドの秋は紅葉がきれいです。リスもたくさん食べて太り始めています。スミスでの冬のことを先輩から聞いているので、長い冬が来るのがちょっと怖いです(でもアンバーはシカゴから来てるので冬は問題ないそうです)。 これからのスミス大学の生活をシェアしていきたいと思います。よろしくお願いします! あゆ実@スミス アンバー(1歳、1997千葉県) リス

[Hanae] 日米学生会議を終えて

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ご無沙汰しております。スミス大学4年のはなえです。来年の5月には卒業なんて俄には信じがたいですが、これがスミスでの最後の一年となります。悔いが残らないようにがんばりたいと思います! さて、スイスでの留学も無事に終え、今年の夏休みはJapan-America Student Conference (JASC)こと、日米学生会議にアメリカ側参加者として出席させて頂きました。本当に貴重な経験が沢山積めて、今までで一番充実した夏休みを過ごせたと思います。今回は今年の会議内容について、そしてちょっとしたリフレクションを書きたいと思います。 JASCとは? まず初めにJASCとは何か。短くまとめると日米の学生が約一ヶ月間を共に過ごし、日米に留まらず様々な問題や課題について学び、ディスカッション・議論を行う場が設けられる会議です。プログラムには7つの分科会があり、うちどれか一つに所属し、その成果をファイナルフォーラムで発表します。今回は参加者としての経験を主に語りたいので、詳しく知りたい・興味のある方は公式ウェブサイトを拝見することをお勧めします。 第67回日米学生会議 JASCは毎年交互に日本とアメリカで行われており、今年の開催地は日本でした。私たちアメリカ側参加者は日本へ向かう前にオリエンテーションの為、ロサンゼルスに7月30日から2日程集まりました。日本側参加者は春合宿などで既に顔を合わせていましたが、アメリカは広すぎるので今回会うのが初めて!スカイプ越しなどで本会議に向けて様々な準備をしてきましたが、やはり直接顔を会わすとみんな印象が違いますね(笑)。日米の関係に興味を持っている生徒が集まる会議なので、実のある話や意見交換などができ、とても充実した2日間でした。私はReligion as a Means, Religion as Meaning (和訳名:宗教の意義とその役割) の分科会に所属しており、メンバー同士とは特に仲良くなれました。 東京から広島へ移動中 オリエンテーションが終われば本会議に向けて日本へ出発!今年の第一サイトは広島だったので、ロスからサンフランシスコ、サンフランシスコから東京、東京から広島と言う実に過酷な乗り継ぎを経て、日本側参加者の待つ広島女学院に向かいました。ちょっとしたウェルカムサプライズも

[Momoha] アメリカ人はどうして日本語を学びたいと思うのか

ご無沙汰しています。ももはです。 5月の一週目で今学期の授業は終わり、一週間の試験期間があった後、現在スミスは迫るCommencement(卒業式)とReunion(同窓会)に向けて準備をしているところです。数週間前まで咲き誇っていた桜は散って、今は青々とした芝生(と蚊)が印象的です。やっと春が来たと思っていたらすぐ夏になってしまいました。スミスは夏も景色が綺麗ですが、やはり春の方が過ごしやすいもので、少し名残惜しいです。 今日は、タイトルにも書いた通り、「アメリカ人はどうして日本語を学びたいと思うのか」について書きたいと思います。 発端は、私が今学期していたチューターという仕事からでした。私は、スミスの初心者向けの日本語クラスのチューターをしていました。チューター制度はスミスの中でも教授や文系か理系かによっても違いますが、私がしていた仕事は、日本語を習っている学生のスピーキングの練習相手になる、というものでした。つまり、スミスで日本語を習うとなると、授業があるのに加えて、週に一度チューターと会い、20分間日本語を話す練習をするということです。 スピーキングの練習内容は基本的に教授が決めていましたが、学期最後の週は、自分の考えを日本語に直す練習の一つとしてある質問をしてみました。それは「なぜ日本語の授業を取ろうと思いましたか」です。理由としては、個人的にとても興味があった、の一つに限りますが、面白かったのでここでもその結果を少しお伝えしようと思います。 まずことわっておきたいのが、答えてくれた学生は日本語1を取るスミスの学生の中のほんの約半数である17人にすぎないということです。また、タイトルに「アメリカ人はどうして日本語を学びたいと思うのか 」と書きましたが、アメリカ人以外の留学生も何人か含まれています。何しろ初心者クラスの学生が日本語で解答してくれたので、知っている単語にも限りがありましたが、皆一生懸命答えてくれました。 第一位:日本のエンターテインメントが好きだから これがダントツで一番多かったです。エンターテインメントといっても二つに分かれ、日本のドラマなどを通して日本の有名人に惹かれたというケースが一つと、アニメが好きだから、というのがもう一つのケースでした。圧倒的に多かったのが、二つ目のアニメです。やはり、日本のアニメの影

[Nanami] 日本初!同性結婚が認められて思った

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皆さんこんにちは、少しエネルギー不足のNanamiです。特に勉強が大変だとか寝不足な訳ではないのですが、何となくモチベーションを見失っているような気持です。 それは扨措き、せっかくの楽しみにしていた金曜日なので今週話題になった渋谷区同性結婚条例について書きたいと思います。秋学期にはGender, Law, and Policyと言うジェンダー&女性スタディの授業を受け、アメリカでの同性婚について学んでから、日本での同性婚についての法律に興味もちました。日本のメディアにはトランスジェンダー(オネエ)タレントがたくさん活躍しているので性的マイノリティの人々には優しい国に見えるかもしれませんが、法律的には他の先進国に比べるとすごく遅れていると思います。 (一般渋谷住民•同性カップル:東小雪(左)増原裕子(右)、 The Japan Timesより ) 3月31日東京都渋谷区が同性カップルへ結婚に相当する関係を証明する証明書を発行することを決断しました。これは日本初となり、世田谷区と横浜市も同性婚を認める可能性を話し合い始めたらしいです。日本の性的マイノリティ(LGBTQ+:レズビアン•ゲイ•バイセクシュアル•トランスジェンダー•クゥイアー•など)の人々にとってはとても嬉しいニュースです。なぜなら、今まで日本の同性カップルは法律上家族と認められていなかったので、夫婦としてローンを組んだり、財産を残したり、パートナーが入院した場合面接できないなどの問題が起きていました。渋谷区の決断がきっかけとなって日本中に同性婚を認める地域が増えたら嬉しいですね。 私は大賛成です! 同性婚や性的マイノリティがニュースやSNSで注目されている今だからこそ、日本の社会に性的マイノリティの人々を理解してもらう必要があります。法律が成り立っただけで、国民の理解が欠けているのでは差別が起こるし、性的マイノリティの人々は平等な生活が暮らせない。この最初の一歩はとても重要ですが、私は正直「結婚に相当する証明書」ではなく「結婚」を認めて欲しかったです。そういう細かい法律の言葉遣いが同性結婚に対して差別しているような気がします。まだまだ先な長いですね。 同性婚反対の人(安倍総理大臣など)はどういう意見を持っているのか興味があったので、ネットで検索してみたところ日本の少子化問題を

[Momoha] イベント "Is She Really A Musician?"に参加して

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お久しぶりです。ももはです。 スミスは今、春休みの真っ只中です。学生それぞれ実家に帰ったり、友達の家に遊びに行ったりしていますが、私はスミスのキャンパスに残ってゆったりとした春休みを送っています。また、キャンパスに残りがちな留学生のために、スミスからニューヨークまでバスが出た日があったので、友達とニューヨークにも日帰りで遊びに行ってきました。「居酒屋」という看板を出している日本食屋さんでご飯を食べたら味はイマイチでしたが、楽しい雰囲気に飲まれて多めのチップを払いました。まあそういうこともあるよね〜!でも楽しかったからいいんだ〜! 今日は、2月の終わりに参加したあるイベントについて書きたいと思います。(ポスターの画像はイベントのスポンサーであるスミスのWurtele Center for Work & Lifeのサイトからお借りしました。) (フェイスブックのイベントページ: https://www.facebook.com/events/1621946014692211/ ) 個人的な話ですが、私はこれまで音楽を「一種の娯楽」としか捉えたことがありませんでした。音楽を通して何かを表現したり、それをしているミュージシャンの心情を深く理解しようとしたことは皆無でした。しかし、最近好きなアーティストが増えてきたり、同じように応援しているファンの人たちのブログを読むようになったこともあって、音楽と音楽に関わる人をもっと知りたいと思うようになりました。すると、タイミングを見計らったように友達からこのイベントに一緒に行かないかとお誘いがあったので、行ってきました。 イベント名は "Is She Really a Musician?" Navigating Identity And Authenticityで、パネルディスカッション方式で行われました。4人のパネリストが音楽やメディアに関わる活動や仕事をする上で、Authenticな音楽についてどのような考えを持つようになったのか、あるいは音楽活動がどのように自分のアイデンティティーに繋がったか等について話し合いました。 パネルディスカッションにおいて一番重要だったAuthenticityという言葉の意味ですが、英和辞典を引くと次の訳が出てきまし

[Nanami] 2学期これまでについて...

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皆さんこんにちは!お久しぶりです。Nanamiです。 スミスミの Twitter と Facebook をフォローしている方はご存知でしょうが、スミスは今雪まみれになっています!新学期の授業二週目にも関わらず、今日を含めてすでに2回も休校(Snow Day)になっています。休みが多くて嬉しい生徒もいれば、授業がスケジュール通りに受けられなくてこの先を心配する生徒もいます。私は嬉しい方ですね。(笑) (写真)2月2日スミスのキャンパスはこんな感じです... こういう時、スミス生は何をするのか?ん... 大半の人は室内で過ごしますね(寝る、Netflixで映画を見る、勉強など)。もちろん、外に出て雪だるまを作ったりソリ遊びをする人もいますね。私はSuzuとErikaと他の日本人スミス生と一緒に歌の練習をしていました。今月中旬には毎年恒例のRhythm Nationsと言うInternational Students' Organizationの文化祭が行われるので、そのオーディションに向けて日本語の曲を二曲アカペラで披露したいと思っています。オーディションまで時間があんまりないので、空いている時間があれば皆集まって練習に励んでいます。 (写真)今朝の部屋の窓からの雪景色 私は大学二年生という事で、この時期は今年の夏休みの予定や来年のJunior Year Aborad (まさに今Hanaeがスイスで留学中)の準備で忙しいです。 スミスの夏休みは5月中旬から8月末と大変長いので、大抵のスミス生はインターン(企業や団体での研修)をして卒業後の就職に繋がるような経験を積み上げています。理数系の生徒だったらリサーチもしますね。私は今のところ経歴書に書けるような長期間インターンシップやリサーチをしたことないし、大学生としての夏休みが後二回しかないので、今年の夏こそ実践的なインターン経験をしたいですね!結構プレッシャーかかってます。(汗)他のスミスミメンバーも同じ感じだと思います。ちなみに、今は東京でリプロダクティブヘルス関係のインターンシップを探しています。 スミスのJunior Year Abroad (JYA)とは、3-4年生が1学期もしくは1年間世界中各地で留学をするプログラムのことです。ほとんどのスミス