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[Nanami] 私の留学までのハードル

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皆さんこんにちは。 Facebook でお伝えした通り、私は今ノーザンプトンで シェアハウス 的なアパートに住んでいます。そのハウスメートの一人が最近 Asian Women’s Leadership University (AWLU) という組織に紹介してくれました。 AWLU のファウンダー、バーバラ•ハウ (Barbara Hou) はスミス大学卒業生らしいです。多分、彼女の TED トーク(以下のビデオ)を見てみればすぐ分かると思います。 AWLU のミッションはとてもスミスらしい発送だと思いました。 Transforming Women's Leadership in Asia Through Education (Barbara Hou) 彼女の一言一言にうなずきながら私はこのビデオを見ました。 International School of Asia, Karuizawa (ISAK) のようにアジアのリーダーを育てる事に集中しつつ、スミス大学のように女性リーダーにも重視しているので、私が大好きな学校が一つの学校になったようでとても興奮しました。 教育を受ける事ができない女性の話が出た時、私はこのビデオを見始めるちょっと前の話を思い出しました。 数時間前、インターンとお仕事で疲れ果てた Mirina から急に電話がかかってきました。今スミスミが進んでいる方向について 30 分ほど話し合いました。簡単にまとめれば、私たちは現実的ではない、と言う事。 今スミス大学に通っている私たちは、ある意味奇跡的な出来事の積み重なりがあってからこそスミスで教育を受けていると私は思っています。スミスミの中でも他のメンバーより努力してここにたどり着いたメンバーもいるでしょう。 私の場合: たまたま父と母が両方働いている通常より裕福な家庭に産まれた。親の仕事の事情でたまたま幼い頃アメリカへ引っ越してネイティブな英語とアメリカの文化を自然と身につけた。その後、日本に帰国してからもたまたま親が私の将来の為にとアメリカンスクールへ通わさせてくれて、そのままアメリカの大学までも留学するようにと進めてくれた。 人生で一回もお金で悩んだ覚えがない。人生で一度も苦労した記憶がない

[Suzu] レポ:日経WOMAN EXPO 2014

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みなさんこんばんは。夏休みは夏休みらしく自分の興味ある事に首を突っ込んでいます、Suzuです。 さて今日は5月24日・25日と東京ミッドタウンで開催されていた日経WOMAN EXPOに行って参りました!まあせっかくスミス大学に行っていて将来は女性リーダーを目指しているわけですから、日本の働く女性はどのようなものか、と視察に行ってきたわけです。(母もなぜか参加笑) まずレポに入る前に、ちょっと日本の働く女性事情を紹介。 今日本では留学生を増やそうという活動とならびに、安倍首相はアベノミクスの一環として女性の社会進出を図り、2020年までには留学生倍増とともに指導的地位に占める女性の割合を最低限30%にする事を目標としています。(詳しくは こちら ) 高齢化、不景気、女性の減少、などなど様々な問題を解決するための安倍さんの日本成長戦略の一つなわけですが、最近ニュースを見ていて感じるのは「女性の応援」が一種の流行となっている事。その流れで今回の日経主催、WOMAN EXPOが企画・開催されたのではないかと思います。 ではレポに進みましょう: 日経が主催しているのでどういったEXPOなのか興味がありました。  まずはようこそWOMAN EXPOへ キレイも!キャリアも!ハッピーも! すべての輝く女性のための総合イベント ・・・がキャッチフレーズらしいです。この時点でもうなんとな〜く雰囲気が掴めてきました。しかし「ほしいものが見つかる!手に入る!変われる!充実の2日間」とは惹かれますねぇ〜 私も変われるかしら、ほしいものが手に入るかしら、と多くの女性が集まるのではないでしょうか。 入場無料と書いてありますが、どうやら有料コーナー(主にパネルやネットワーキングセッションなど)もあるようです。5千円のセミナーや、ネットワーキングフォーラムはなんと1万8千円もしたので行きませんでした。貯金も少ない大学生なのでね。 このEXPOはミッドタウンの地下一階、ホールAとBにて。ホールAはブースがたくさん、ホールBはパネルや講演(有料・無料)を行っていました。 さっそく会場内へ→ ホールAではなんだかブースがたくさん並んでいる様子 まず思ったのが、女性だらけ!(まあそれが当たり前なんです

[Hanae] クリスティーヌ・ラガルド:卒業式の演説辞退について

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クリスティーヌ・ラガルド:卒業式の演説辞退について こんにちは!日本は夏休みまでまだまだありますが、スミス大学は先週で終わりました。最後の一週間寝不足で死ぬかと思いました(笑)。 さて、今回は月曜日に発表された2014年度のスミス大学卒業式でスピーチを送るはずだった、マダム・ラガルドの辞退について書きたいと思います。実は今、私はキャンパスに残りスミス大学の同窓会の準備を手伝っています。そのおかげでマダム・ラガルドの辞退について様々な意見を生徒達の生の声で聞いています。今では全国ニュースにもなっている程です。スミスはまた一段と有名になりました(笑)。 マダムが辞退した経緯ですが一番始め、まだ雪が積もっている時期に学長が今年度の卒業式の演説者を発表したときでした。マダム率いるIMF(国際通貨基金)の方針に疑問や不満をもつ生徒がすぐさま反対をし、キャンパスでは様々な意見が飛び交っていました。IMFは簡単に説明すると経常収支が悪化しがちな国にお金を貸す機関です。ですが無茶な返済を要求するとされ、資金を貸りた国が返済の為に保険や教育方面での予算を削る、あえてその国の状況を悪化させている、など問題点が指摘されています。その事が原因で、スミス生の中には署名を集め学長やマダムに直接嘆願書を書いた人もいたそうです。 学長も多くの反対意見から、スミスの経済学部の教員達にIMFのパネルを開いてもらい、工夫を施し生徒達を説得しようと試みていました。学長がもとっも強調したかったことは、マダム・ラガルドはIMFの理事長の前に、一人の女性リーダーとして私たちスミス生が尊敬するべき人物だと言う事でした。そしてマダムがIMFの今までの方針を変えようとしていることも指摘され、最初は反対していた生徒達も次第に納得していきました。ですが、やはり一部のスミス生は納得できず、最後まで講義を続けていました。 そして反発している生徒達を除きすべて順調に進んでいたと思った矢先、マダムから学長に辞退の手紙が届いたのが卒業式の八日前でした。理由は、「沢山の生徒達が反対している中、スミスの大事な儀式で自分の存在が卒業生やその家族達の妨げになることは避けたい」との事でした。 最終的にはスミス生やその家族、そして教員や卒業生の殆どがマダムの演説を楽しみにしていたと私は感じてい

[Nanami] 母の日

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皆さんもちろんすでにご存知ですよね?今日5月11日は私の誕生日です!わーい!19歳になった実感は特に無いですね。でも二十歳まで後一年か〜 •••って、冗談です。 確かに今日は私の誕生日ですけど、そんな事より大切なのは今日が母の日だという事。皆さんはお母さんに上げるプレゼントを準備しましたか?プレゼントが無くても感謝の気持ちだけは伝えてあげましょうね。私 は母のLINEにメッセージを送りました。スカイプしましょう、って誘ってみたら無視されました。えっ? またまた冗談です。 わざと無視しているとは思っていません。私の母は毎日お仕事で忙しいので、ただ返事が遅れているだけです。母はいつも出張のために世界中を飛び回りながらも毎日夜は家に帰ってきて夕食の準備をしていました。私は小さい頃から仕事と家庭の責任を両方抱える母の姿を見て育ったので、働く母親の光景に見慣れています。 でも親が両方働いている日本人の家庭はとても珍しいらしいです。やはり家事や子供の世話で忙しくて、仕事がしたくても戻れない女性が多いのでしょう。それでも私の母は子供を二人産んでから今でも仕事を続けています。仕事のストレスで辛そうにしている時もありますが、最終的には今の仕事が好きだから続けられるのだと思います。私と正反対、たいへん積極的な母なのです。 小学生の頃から母から、「白馬の王子様なんていないから、自分の人生は自分で決めなさい」みたいな事を良く言われていました。結婚して仕事をやめて旦那さんに稼いでもらおう、と他人に頼りながら生きていると何かが起きた時には仕事が無いと自分をサポートする事ができなくなる。そうすると人生の幅が狭くなる。そんな事を言われていたような気がします。母は自分から言ったことはないと思いますけど、あるいみフェミニストですよね。 私はそんなカッコイイ母親に恵まれました。そんな母の影響で私もいつか大好きな仕事が出来るようにスミス大学で一生懸命勉強しています。親から離れてから改めて親のありがたみを知りました。 母の日なので、ちょっと自分の母の自慢話をしちゃいました。皆さんも今日一日に限らず毎日お母さんを褒めまくってあげてくださいね! Nanami (写真:スミス校内で日本の桜が咲いていました。春のスミスはとてもキレイ

[Momoha] グループワーク

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お恥ずかしい話ですが、Smithという意見を交わすにはとっておきの場所にいるものの、私は自分の意見を伝えることがなかなか苦手です。授業中に何か思い付いても手を上げるまで時間がとてもかかります。授業は大抵少人数制のSmithという恵まれてる大学にいるからこそなんとか喋る機会もやってきますが、これが都会ど真ん中のUniversity(総合大学)だったら、授業中に意見する回数はゼロだったかもしれません。つくづく恵まれているなと実感します。ありがとう、Smith。 どちらかというと1人で黙々と計算しているのが好きな完全な引きこもりタイプなので、グループワークも苦手です。しかし、Smithはグループワークをとても重視しており、特に期末前のこの時期になると、グループで一つのレポートをまとめる、のような課題は嫌という程出ます。過去には、グループでポスターを作ったり、一からプロジェクト内容を考え実際に実験したり、時にはグループでスキットを披露したりしました。これは今学期私がとっていたエンジニアリングのクラスも例外ではありません。実際、昨日の午後3時から今朝4時までずっとパートナーの友達とひたすら計算しそれをまとめるという作業をしていました。褒めて欲しいとかそういうのでは全くないです。褒めてなんてこれっぽっちも思ってないから!褒めて欲しいなんてそんなおこがましいこと言ってないから! グループワークを通して人と協力し何かを成し遂げるということを繰り返すうちに少しわかってきたことがあります。それは、グループで書くレポートは1人で書くレポートよりはるかにいい出来になることが多いということです。私がどんなに1人で長時間考えても考えつかないようなアイデアが二人や三人だと面白いほど出て来るものです。時には「こんなのはどう?」と提案してもことごとく叩きのめされますが、その過程でもっともっといい考えが出来たりします。あるいは、自分がポロっと口にした一言が大きなことに発展することだってあります。だからこそ意見を言うことの大切さがよく分かります。そしてSmithでグループワークを繰り返すうちに、嬉しいことに、それが楽しいと思うようになってきました。これは胸を張って提出できる!というグループレポートを一回作り上げてしまうとこの達成感がクセになってしまうのです。 今朝提出してきた

[Ayaki] スミスでのコミュニティサービス

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こんにちは!日本では先月花見の季節でしたね。 実はスミスでも、何カ所かで、桜の木が見れるのです。私は日本に短期間住んだ経験はあるんですけれど、日本での桜を見たことが無いので、ちょっとスミスで花見をしているような気分になります(笑)。他の花もキャンパス中に咲いており、とても華やかです(下の写真もキャンパスで取ったものです)!ノーザンプトンもやっと暖かくなってきており、晴れた日にはChapin Lawnでひなたぼっこしている人も見かけます。やっぱり、春は良いですね〜。アメリカに来る前の5年間は、ベトナムに住んでおり、冬でもあまり寒くならなかったので、冬が厳しいノーザンプトンに来て、初めて本当に春のありがたさを実感しているように感じます! 二学期も残りわずかになり、もうすぐ大学二年生になるんだ〜と考えると、本当に時間がたつのが早いように感じます。今は課題や試験に追われる毎日ですが、夏休みを目標にがんばっています! さて、今回のブログでは、私がこちら来てから参加し始めた、Homework Houseというコミュニティサービス(社会奉仕活動)について話したいと思います。高校の頃、私は幼稚園から小学7年生までの生徒の為に家庭教師をしていたのですがとても楽しく、とてもやりがいのある経験に思えたので、 大学でも続けたいな〜と前から思っていました。そこで、コミュニティサービスのフェアでHomework Houseの存在を知り、参加することにしました。 Homework Houseでは、Holyokeというスミスから車で15分ぐらいの場所にある学校で幼稚園から小学までの生徒の宿題の手伝いをします。担当の生徒を紹介されるのですが、 私はご両親がスペイン語圏からの移民のアメリカ人の小学4年生の男の子の担当になりました。今期私は大学でIssues and Foundations of Early Childhood Education(幼児教育における基盤と課題について)という 授業を取っており、その授業では教育に関する色々なセオリー を学びました。この授業中に、週に一度幼稚園の生徒の指導にもかかわっていた為、 この場で習得した経験を、この家庭教師の場で生かすことが出来、とても良かったと思います。指導することは、多様な視点から幼児教育を考える機会を与えてくれ、 い

[Suzu] もうすぐ夏休み・・・とその前に試験!!

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みなさん、どーも。Suzuです・・・ 今の時期、アメリカの大学ではみんな試験週中、もしくは試験週が近づいてきている頃です。現にスミス大学でも期末がじりじりと近づいてくる中、試験や論文が積み上がってきています。 今年の期末のカレンダーをおおまかにまとめると、 5月2日 授業最終日 5月3日〜5日 reading period という試験準備期間 5月6日〜9日 試験期間・試験週 5月10日 夏休みスタート! またスミスでの期末試験は大きくまとめて3種類。 in-class exam :授業時間に行われ、教室内での試験。試験期間意外で行われる。 scheduled exam :試験期間に行われる。科目別・授業別のタイムスケジュールが配られ、指定された場所と決められた時間内で仕上げる。受ける時間はオプションが幾つかある。理系の授業や語学の授業はこれが多いと思います。 take-home exam :名の通り、持ち帰って受ける試験。時間は大体決められていて、ノートを見ていいかだめかは教授によって異なる。(しかし見ていない生徒なんているのだろうか・・・*ゴホッ) その他試験でなくても論文やプロジェクト、提出物が試験とともにどっさりと降り掛かってきます。スミスと全く同じではなくとも、アメリカの大学であれば試験週はこれと似たものではないでしょうか。 私のとっている授業は監督・美術史・舞台史・照明デザイン。プロジェクトと論文が多い科目ばかりです。 試験を並べてみると: 舞台監督 :10分間の劇をみなそれぞれ監督し、全員の劇を一つのショーとして企画する。オーディションやキャストを決めるなど、リハーサルも含めすべて授業時間外に行う。(ショーの写真は こちら )*この授業は今日で最後で、最高のクラスメートたちとのお別れだったのでちょっぴり悲しかったです。授業は朝だったのでみんなで食べ物を持ち寄りしてポットラックをしました。写真はそのクラスメートたちと。 美術史 :10ページの論文。この授業は舎利についての授業なので自分が選んだ舎利に関係するトピックのリサーチをまとめ、論文についての正式なプレゼンを10分間行う。ちなみに私は法隆寺の仏舎利について書いています。舎利って結構面白い・・